家の中に屋外スペースがあるって、素敵ですね。中庭があれば、外からの視線を気にせず、お茶を飲んだり、子供を遊ばせたり、夏にはバーベキューをしたりと、使い方の可能性は無限大!考えるだけでも楽しくなってきます。そして中庭を持つことで、室内が明るくなったり、風通しが良くなるなどのメリットもたくさんあります。今回の記事では、選りすぐりの中庭5選をご紹介したいと思います。
まずご紹介するのは、こちらのウッドデッキの中庭。山梨県の建築家、スタジオ・ベルナの設計です。プライベートを守りつつ、自然を感じながら暮らしたいとのクライアントのご要望で、中庭を取る計画になりました。ウッドデッキが敷かれているので、室内から裸足で外に出れて、そのまま向かい側の部屋へも入れる造り。デッキが丸くくり抜かれ、木が植えられているのもお洒落ですね。庇も丁度良い影を落としており、籐の家具がリゾート感を演出しています。
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こちらの平屋は、芝生コートをぐるりと囲む形で作られています。クライアントのご要望は、「自然に囲まれた建築」。中庭からは背景の山々の緑も眺めることができ、まるで別荘地にいるような、贅沢な環境です。中庭の緑とコンクリートの外壁のコントラストも綺麗ですね。セカンドハウスとして建てられたとのことですが、こんな広い中庭があると、色々なアウトドア・アクティビティが楽しめそうです。
写真:大木宏之(oki hiroyuki)
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中庭を内包して、オープンプランで大きなアウトドアワンルーム空間を楽しめるお住まいがこちら。コートにむかって戸扉を開け放し生活することを想定してあるので、開放的な生活空間です。白や木目調をベースとした、シンプルな作りの北欧風リビングは、ナチュラルで、外の緑との相性も良いですね。生活に屋外スペースを取り込むというのは、本当に気持ちが良いもの。この家はまさに、開放感とライバシーを両立させた、好例と言えるでしょう。
【住まいについては、こちらの記事でも紹介しています】
庭を持つことのメリットの一つが、自然を身近に感じられるということ。コートであれば、防犯やプライバシー保護の面でも、心置きなく窓を開け放ち、風や光、それに緑を感じることができます。石井智子/美建設計事務所が手がけたこちらのお住まいは、古民家のような、味わい深い木材構造がダイナミック。部屋から見えるみずみずしい植栽は、そこに住む人たちの目を楽しませてくれることでしょう。
写真: Higashide Photo Studio
建物の中心に存在する中庭は、まさにその家の中心的存在とも言えます。緑が爽やかなこちらの中庭は、明るい日差しをもたらし、冬場の暖房も不必要なほど。リビングの引き戸式の開口部を開けば、ウッドデッキを伝い、室内と中庭が繋がり、開放的な空間が生まれます。中庭に置かれたベンチや、ウッドデッキの縁側に腰かけたりと、屋外を満喫するスペースも充実しています。
中庭については、こちらの記事でも紹介しています。
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ダイニングスペースと段差無く繋がるデッキテラスは、第二のリビングルームとして活躍してくれます。しっかりとプライベートが保たれたコートならば、より活躍の幅が広がります。外部空間を内部とひと繋がりのスペースとして活用できるよう床デザインを統一したり屋根を設置しているので、屋外での生活もより積極的に楽しむことができます。
水中照明が埋め込まれたテラス夜景が美しいこちらのコート。デッキテラスからの庭の眺めだけでなく、大きな開口部から見えるライティングされた庭の景色は、室内空間の雰囲気に美しさを与えてくれます。家族のシンボルツリーに照明を当てたり、ダウンライトなどで心地よい演出をしてみましょう。