カントリーハウスで素敵に田舎暮らし

Nami Sasaki Nami Sasaki
那須高原の家, TAMAI ATELIER TAMAI ATELIER Klasik Banyo
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都会の喧騒を離れた、のどかな田舎で自然に囲まれた生活を送りたいーそんな風に夢見る人も多いのではないでしょうか。人里離れた場所での生活は不便なこともあるかも知れませんが、制約が少なく、土地の値段も安いことを考えると、自分の思い描くマイホームを実現できる、数少ない場所でもあります。さらに絶景を望めるなら、言うことなしですよね。今回はそんな憧れのカントリーハウスを建てる際に、押さえるべきポイントをお届けします。素敵なお家で、のんびり優雅な田舎暮らしを楽しみましょう!

敷地 – 自然とともに生きる

まず初めにご紹介するのは、ポーランドの建築家AA s.c. Anatol Kuczyński Anna Kuczyńskaが手がけたこちらのカントリーハウス。言うまでもなく、敷地選びは何よりも大切な、家を建てる上で一番初めに考える工程です。風光明媚な場所であればあるほど、より家のデザインが生きてきます。出来れば家全体がよく見通せる開けた場所で、木々に囲まれながら田舎暮らしを満喫したいですね。眺望の良い方向にリビングを設け、大きな開口を取れば、雄大な自然のパノラマを楽しむことが出来ます。

キッチン – バーで一杯

木の芳しい香りが写真からでも漂ってきそうな、木材がふんだんに使われたこちらのキッチン。まるでパブの一角のようなお洒落なカウンターがポイントです。カウンターのコーナーに柱を一つ立てるだけで、空間が切り取り、そこだけ異空間のような演出をすることが可能です。天井にワイングラスを掛けるためのラックや、ぶどうのツタがデザインされたお洒落なワインボトルの収納を設けることが出来れば、ますます雰囲気が盛り上がりますよ。

デザイン – 木材でモダンにきめる

カントリーハウスや田舎の家と聞くと、どうしても野暮ったいイメージを持っていませんか?木の質感が全面に出るカントリー調の家具は古臭いと思う人もいるかも知れません。そんな方には、オーストリアの建築家HAMMERER ztgmbh . architektenが手がけたこちらの住宅をご紹介します。主役であるアルプスの大パノラマを引き立たせる、シンプルなデザインがかっこいいですよね。直線を多く用いることで、木材でもモダンでシックな雰囲気づくりは十分可能なのです。

外観 – お洒落なログハウス

こちらは岡山を拠点に活躍するATELIER TAMAの手がけた住宅。薄い色の木材と白の壁のコントラストが美しい北欧風のデザインが目を引きます。カントリーハウスを建てようと決めた際、ログハウスも当然候補に上がると重いますが、家の規模が大きければログハウスは割高になりがち。必要な丸太の量はあなどれません。そこでお勧めなのが、こちらのように総丸太づくりではなく、従来の木造と混在させる方法。デザインにメリハリがついて、個性的な外観に仕上がりますよ。

リビング – あたたかみのあるデザイン

長野の山間、旧北国街道沿いの古い集落にアースワーク一級建築士事務所によって建てられたこちらのお家。深い木材の色が、落ち着いた重厚な雰囲気を醸し出し、漆喰の白い壁との対比が美しいですよね。せっかくカントリーハウスを建てるのなら、インテリアも木材の温かみのあるものをチョイスすると、より一層素朴かつお洒落に仕上がります。またリビングには暖炉を設けることで、底冷えする田舎の冬を楽しく越すことが出来るかもしれません。いつも家族の集まる素敵なリビングづくりを目指しましょう。

お風呂場 – 田舎で楽しむ露天風呂

ヒノキの豊かな香りが楽しめるこちらのお風呂。東京を中心に活躍するTAMAI ATELIERが、那須高原に建てた住宅のバスルームです。田舎ならではの特権のひとつは、人目を気にせず、浴室に大きな開口を取れることかも知れませんね。露天風呂も夢ではありません。窓を開け放ち、月を愛でながらヒノキ風呂に浸かる、なんてカントリーハウスでしか楽しめない、最高の贅沢です。

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