苦手な家事がもっと便利に!15のポイントで効率の良い家事室をつくる方法

A.Imamura A.Imamura
KOKORO MODEL 2019, FANFARE CO., LTD FANFARE CO., LTD İskandinav Banyo
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あなたの住まいには、家事室はありますか?家事室とはユーティリティスペースとも呼ばれ、主に洗濯や家事のための場所として活躍します。洗面所近くにランドリールームを広くとって部屋干しやアイロンがけ、洗濯物をたたむスペースなどを備える間取りが代表的です。この家族みんなにとって、便利な家事室の作り方をご紹介していきます。

家事室で苦手な家事をもっと楽に

家事室を効率よくデザインするだけで、苦手な家事をもっと楽にすることが出来ます。こちらは、てくとの家が手がける家事室。洗濯をした後、すぐに室内に洗濯物を干して乾かせるランドリールームが設置されています。屋外の物干し場所まで移動することがないので、煩わしさが軽減されます。


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家事室に必要な広さは?

脱衣所などの水回り近くに設けられることが多いこの家事室。主に洗濯に関係するランドリールームとして活用するならば、約3から4畳程を確保していると使いやすくなります。


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目的をはっきりさせておく

ただ家事室をつくるのではなく、しっかりと目的を明確にしておきましょう。ランドリールームとして活用するのならば、室内干し出来る場所や収納、アイロンがけ作業ができるカウンターなど必要な設備を把握しておくことで、家事室に必要な広さも明確になります。

家事の何が苦手かを考える

一般的に家事と言っても、料理や掃除、洗濯など、人それぞれに苦手なものが異なります。日々の生活の中で自分が何を面倒だと思っているか知っている人は、家づくりの際に家事室のコンセプトをしっかりと伝えることが出来ます。こちらは、初期打合せの時に「私は片付けるのが苦手で・・・」と言われた奥様の住まい。使いやすい家事室にするために、ダイニングキッチンに沿う形で南北に長細い多目的な収納場所がつくられています。


【住まいについては、こちらの記事でも紹介しています】

※ ランドリー収納を極める!世界の賢いランドリールーム

ユーティリティスペースを設ける位置は?

ユーティリティスペースは、キッチン脇や脱衣所横に設けることで家事動線が効率よくなります。また水回りをコンパクトにできるので工事費も抑えることが出来ます。例えば、ユーティリティスペースを設けたキッチン横に設けると、調理時にでもすぐに洗濯物を取り込むことができ、家事のスキマ時間を有効活用したい人にピッタリの間取りになります。

ユーティリティスペースを多目的に

この家事室は、多目的に使えるように工夫されてます。家事のための小物収納のほか、衣類収納スペース、その向こうに洗濯機コーナー、家事兼書斎用のデスクカウンター、腰かけて洗濯物を畳めるベンチソファ、天井には室内物干しのための設備まで用意されてます。また一日の大半にわたって使うユーティリティスペースは、トップライトで明るい採光を保ちます。

サンルームとランドリールームの位置を考える

例えば、二階に設置されることの多いサンルーム。このサンルームとランドリールームの位置関係を考慮して、2階に浴室・洗濯機を配置し、バルコニー近くに室内干しができるスペースをつくると便利ですね。サンルームならば室内干しでも窓から風や光がたくさん入るので乾きやすく、洗濯効率がアップします。写真:谷川ヒロシ

ハイブリットなユーティリティスペースとしてデザイン

ランドリールームとして活躍するだけでなく、家事室に多目的な要素を持たせておくことで自由に空間を使うことが出来ます。上手にレイアウトのデザインをすることで収納やアイロンがけ作業をするデスクは、自分の趣味や裁縫を楽しむ部屋としても活躍してくれます。

オープン収納棚を上手に活用

生活日用品で大きな収納が必要になりがちの家事室は、オープン収納棚を上手に活用しましょう。デッドスペースになりがちな洗濯機上部の空間も有効に活用することが出来ます。生活感が気になる場合は、籠やボックスデザインを揃えて収納することでおしゃれでまとまった空間をつくることが出来ます。

家事室に机を設けられるスペースを

洗面台、化粧台、室内物干しポールがもうけられたユーティリティスペース。フローリングの床で、温かみのある空間がデザインされています。家事室に机とPC、書類を整理する棚なども配置できそうな余裕のある空間です。書斎のような便利さで空間を有効活用することもできるので便利ですね!

パントリーをもっと活用する

キッチンに隣接して設けられる収納スペースであるパントリーは、使わない調理器具や食品をストックする食品庫として活用することができます。一度の買い物で多くの食品をストックすることが出来るので、買い物もグッと効率化できますね。

壁面収納パントリーで

パントリーには、小部屋タイプと壁面収納タイプに分かれます。こちらは食器棚のような壁面収納タイプ。壁面収納タイプは、工事の必要なく設置できるので便利ですね。角をうまく使ったコーナーパントリーや、棚にキャスターが付いているスライドキャビネットタイプなどもあります。

個室タイプ?それともオープンタイプ?

家事室のレイアウト時によく議論されるのは、「個室タイプ」か「オープンタイプか」。湿気がこもるのでドア付きの個室にする必要はなかったという意見もあります。ユーティリティスペースが個室の場合は、引き戸にして普段は開けておくなどの工夫をすると良いかもしれません。

ユーティリティスペースの動線で生活感のない居住空間に

こちらの住まいは、浴室→洗面脱衣室→ランドリールーム→キッチン→パントリー→サービスバルコニーが一直線上に並んでおり、家事動線がすっきりと完結しているので、生活感がリビング・ダイニングには溢れ出ないプランニングとなっています。

クレジット: Photo by Hiroshi Ueda

ユーティリティスペースとウォークインクローゼットを近くに配置

こちらは、洗面脱衣室と洗濯などを行うユーティリティスペースがウォークインクローゼットのすぐ横に配置された間取りです。中央通路スペースを家事動線にして、ハンガーにかけて乾かした洋服をそのままクローゼットに収めることが出来るので便利!ハンガーパイプで主に掛けるタイプの収納方法なら畳む手間がかかりません。

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