良い照明が家を変える10の理由

A.Imamura A.Imamura
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良い照明計画は、住まいをガラリと変えてくれます。家づくりでは、外観、間取り、壁や床、家具などに注意が向きがちですが、そこに照明をどう計画するかによって住まいでの暮らし易さや居心地が大きく変わります。もちろんどのような照明計画にするかは、その人のライフスタイルや家によっても異なります。今回は、良い照明計画が家を変える10の理由をご紹介していきます。ここからどんな照明を住まいに取り入れたいかイメージを膨らませていきましょう。

良い照明計画がインテリアに与える効果、色温度を考えて過ごしやすく

良い照明は、インテリアにピッタリな色温度が選ばれていることが大前提です。照明の色温度が部屋に与える効果は大きく、インテリアをより効果的に演出してくれるだけでなく、部屋の用途に適した過ごしやすい環境を演出してくれます。色温度には、電球色・昼光色・昼白色の三つがあります。電球色は、オレンジがかった白色。昼光色は少し青みがかった白色、昼白色は太陽からの日差しのような白色です。例えば、リラックスできるリビングルームをつくりたい場合は、あたたかみのある電球色に。作業をする書斎やキッチンは、目に負担をかけない昼光色を選ぶなどしましょう。


「住まいの写真」ページでは様々な種類のリビングを紹介しています。◀

※ リビングの写真ページ

良い照明計画で空間が立体的に

シーリングライトやペンダントライトは、直接照明と言われ空間全体を照らします。光源は、設置位置が高いほど開放感がありリズム感や活動的な雰囲気が生まれます。一方、設置位置が低い卓上スタンド、足元灯などは間接照明といわれ、落ち着いた雰囲気や光の陰影を空間に与え、立体感を演出してくれます。


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アクセント照明でインテリア効果アップ

こちらのアクセント照明は、光の雫のような美しい輝きが石材の壁によく映えています。アクセント照明とは、このようにスポットライト等で美術品や観葉植物等を照らし色やツヤを強調することを目的に使用される照明です。人目を引きつけるために効果的な局部照明とも呼ばれます。良い照明は、直接照明と間接照明と一緒にアクセント照明を取り入れインテリアを惹きたてます。

クレジット: PHOTO:NACASA & PARTNAES


【住まいづくりについては、こちらの記事でも紹介しています】

 ダウンライトで天井のすっきりとした住まいに!そのメリット・デメリットとは

繋がりのあるLDKに、ゾーニングと調和を与える

私が住まいの照明では、繋がりのあるLDKのリビングはテレビを見やすくするために昼光色に。ダイニングは料理をおいしく見せるために電球色といった選び方をしてして、全く違う色の空間に分かれてしまった失敗経験があります。そんな時、昼光色を温白色照明に変えることで上手く二空間に調和を与えることが出来ます。

吹き抜けのある大空間を惹き立てる

吹き抜けのある大空間では、特に照明計画が重要となります。こちらはペンダントライトで空間の明るさを確保し、ダウンライトで地明かりを確保する照明機具を複数設置する方法です。高さを変えてランダムに配置されたペンダントライトがまるで夜空の星のようにインテリアに個性を与えています。吹抜け空間に二種類以上の器具が存在すると雑多な印象に見えやすいので、器具の種類をなるべく増やさないように整理をしていきましょう。

陰影で見せる空間の面白さ

インテリアにアイアンフレームが効果的に使用された空間。照明も統一感のある幾何学フレームを使用し、光の陰影が広がる印象的な天井が広がります。照明は明るさを生み出すと同時に影も作り出します。昼と夜とでは違う空間を存分に楽しめるです。

インテリアスタイルと相性の良い照明デザイン

House of Nishimikuni, arbol arbol Modern Oturma Odası

イメージしているインテリアスタイルに馴染む照明デザインを取り入れましょう。例えば、和モダンインテリアにあわせる照明では、すっきりとした天井を演出するダウンライトが人気です。照明機具の金属部分を最小限に留めているので、自然素材でできた和空間の雰囲気を壊しません。またすっきり広々とした空間を演出することができます。

寝室照明が睡眠に与える効果

良い眠りへと導く寝室には、良い照明が設置されています。具体的に寝室に良い照明とは、電球そのものが視界に直接入らないような仕様になっているデザインです。寝室は特に、調光・調色可能な機能性のある照明器具を選ぶだけでなく、間接照明を効果的に取り入れて、壁仕上げや素材、ラグジュアリーな雰囲気などを演出しましょう。

良いライトアップは感性を刺激する

良い照明は、日常生活に必要な明るさを確保する機能面だけでなく、情緒的な効果を与えてくれます。季節ごとに移ろう庭の景色を眺めながら過ごす夜のリビングは、庭の樹木を明るく照らすだけでは中庭の景色を楽しむことはできません。なぜならば室内が明るすぎると窓ガラスに写り込みが発生し、庭の景色が見えなってしまうからです。この場合は、こちらの様に室内照明の照度を落とすことで、ライトアップした中庭が立体的に浮かび上がってきます。

外観の美しさを惹き立てる夜のライトアップ

外観と照明は密接に関係しています。外観の美しさは夜のライトアップによってさらに違う表情を見せます。こちらは夜のライトアップによって、白い外壁がキャンバスのように樹木の陰影を映し出す住まい。有機的に揺らめく光と影が印象的な外観デザインを効果的に惹き立てています。

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