配置で変わる?!リビングの使い勝手

Aya F. Aya F.
VIVIENDA OLIANA, The Room Studio The Room Studio İskandinav Oturma Odası
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リビングやキッチンは家の中心を担うポジション。家具の配置に気を付けて、居心地の良い空間を作りたいものですよね。これらの空間を構成する家具は、数やサイズの差はあれど、どのお宅でも大体大きな違いはないのではないでしょうか。今日は、家具の配置にみるリビングの使い勝手をテーマとして、用途に沿った心地よい部屋づくりについて考えます。ソファ、テレビ、窓の関係などについてもチェックしていきます。では早速見ていきましょう。

リビングの家具配置で気になること

リビングの家具配置を考える前に、最初に踏まえておきたいポイントは、その空間の用途。例えば読書をする場所として作りたいのであれば、それに適したポジションにソファを置く必要がありますよね。次に、自然光の入り方についても気を付けたいものです。窓のある方角、家具や家電との位置関係は、この空間の使い方によってはストレスのかかるものになってしまうことも。リラックスできるリビングを作るためには、それらのポイントについてしっかり考慮していきたいものです。

2Wayで楽しむ

こちらのお宅では、広々とした居間にフローリングと畳の空間が作られています。小上がりとなった畳の間の下は、収納となっており、必要ないものが収められる仕組みに。フローリングの床も、ぺたりと座るのに気持ちよさそうですが、季節によってはちょっと寒々しく感じることもあるでしょう。畳の間では、そうしたときにも心地よく過ごせそうですね。山形県の建築家・吉田設計+アトリエアジュールの手による小上がりのある家です。

テレビを見るためのポジショニング

リビングではテレビを見るもの!というお宅では、そのポジションに気を付けたいところ。こちらのお宅では、床に座ってみるように考えられています。長時間テレビを見るのであれば、目が疲れにくい配置にしたいもの。一般的に、座った位置から30度の角度に画面の両端がおさまるように、そしてテレビの高さは水平の視線から10~15度下がるくらいに設定するのがよいのだそうです。テレビ台がすでにある、というお宅では、テレビまでの距離と座る高さを調整してみるといいかもしれませんね。

ミニマルに会話が弾む部屋

居間と呼ばれる空間は、必ずしも平坦ではない、と教えてくれるのがこちらのお宅。階段式になった不思議な形の部屋が、くつろぎの場所としてレイアウトされています。座る場所は階段の最上段、それも二人並んで座るだけでいっぱいというミニマルなスペースです。外に向って座れるため、外の景色を楽しむ場所。また、近い距離で友人やパートナーとの会話が楽しめる家具配置となっています。隠れ家チックな雰囲気、ステキですね。

会話もテレビも外も楽しもう

リビングでは、家族や友人たちとたくさん語らいたい、というお宅では、人と人とが向き合えるレイアウトがピッタリです。こちらのお宅では、ソファが二つ向き合った形で配置されており、写真手前側のソファに座ると、右手に外の景色が楽しめ、正面には話し相手、左手の棚にはおそらくテレビが収納されているのでしょう。白とベージュを基調とした、リラックスを促すインテリアでゆったりと、大切な人たちと同じ空間で同じときを楽しめる設えです。

テレビと窓の関係

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ほとんどのお宅で、テレビは必須アイテムとして存在するのではないかと思いますが、テレビのポジションについて考えられたことってありますか?おそらくほとんどの方が、壁のテレビ端子のある場所のそばに設置されていると思います。でも、そのテレビの向きで見やすさはいかがですか?テレビと窓との位置関係によっては、光の入り具合でテレビが見づらいと思われることもあるのでは?こちらのお宅では、窓とテレビのポジションをずらすことで、正面から陽が差し込むことを防いでいます。目の健康のためにも気を付けたいポイントです。

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