小さいキッチンでどのようにスペースをつくる？

インパクトのあるこちらの空間はオーストリアのウィーンから。鍋からフライパンまでなんでも磁石でくっつけてしまうマジックウォールは、ユニークで人の目を引きつけるも空間を広く使うには大活躍！収納でかさばる全ての物が壁に張り付いてしまうなんて、驚きですよね！インパクト大なので目が慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、使ってしまえばもうこのスタイルを手放せなくなるかもしれませんよ！

小さいキッチンの時、どこの空間が使われず空いていると思いますか？見回す時には特に天井付近を見てみましょう。その部分を収納スペースや植物を置く空間にできないでしょうか？こちらは神奈川県を中心に活動する.8 / TENHACHIによって手掛けられた空間です。スラッと横に伸びるキッチン台兼テーブルとラインを合わせるように、天井からぶらさがる収納棚がスタイリッシュに空間を演出しています。大胆なつくりでも、取り入れている素材が木材やコンクリートでシンプルに仕上がり、インテリアも素朴なものになっているのでごちゃごちゃした感じにはなりません。アクセントで緑の植物を置くと、さわやかに感じオシャレさも増しますね！

”物は中にしまう”、”奇麗を保つ” そう心がけても、実際は慌ただしい日常の中やりっ放しにしてしまう事もありますよね。そんな自分に嫌気を出してしまってはストレスになってしまいます。この写真のキッチンでのポイントは、収納場所がすぐ手の届く範囲にあるという事です。例え物で散らかりすぐスペースが確保できない状況でも、足下や頭上にサッと物をしまう事ができれば一瞬にして奇麗になります。そういった実生活の状況にあった使い勝手のいいつくりだと物事もスムーズに進みそうですよね！

小さいキッチンだと収納できる空間だって限られてきますよね。何を入れるのか、が問題になってきます。鍋やフライパンなど入れたい物は沢山あるけど、狭い場所にそれを全部入れるのは不可能。今は重ねる事ができたりシリコンの型など収納しやすいプロダクトも増えてきますが、そう全てうまくはいきません。そんな中、こちらはイギリスのSIMPLEHUMANによる収納スペース。スライド式になっており、奥の物を取り出すときもいちいち手前の物を出してから、といった過程を必要としません。棚になんでもかんでも物を入れるのではなく、しまい方もスマートにする事によって沢山収納でき空間を広く感じる事ができますよ！

東京を中心に活動するアトリエ スピノザが手掛けたのは、こちらのすっきりとした小さいキッチン。料理用具や小物は全て収納する事で、スペースをつくる事ができます。収納では、小物入れや調味料などを置く小さな棚などを利用する場合がよくありますが、そういった物も使わず全てを中にしまう事ですっきりとし、モダンな雰囲気に仕上がります。床と天井は木材を取り入れ他はホワイトで統一するなど、家のつくりにもこだわりを持った家ですね。

小さいキッチンでスペースをつくる場合には、壁の活用を取り入れる事をオススメします。棚や引き出しも物で一杯になってしまったり、収納スペースがない場合は、こちらのようにフックをつくり引っ掛けるだけで空間を広く使う事ができます。またメリットは、必要な物を一つずつ探す必要がなくパッと一瞬で見つけられる事です。また洗い物をした後も、また元の位置に掛けるだけなので片付けも楽。こちらの空間は東京を中心に活動するリノベーション会社HOUSETRAD CO.,LTDによってつくられたものです。壁が引っ掛ける用に設けられていない場合は、お店でそれ用のボードや網などを買って置くと誰でも簡単に利用する事ができますよ！