理想的なキッチンテーブルって?

Y. Y. Y. Y.
CASA PARISIENNE, Filippo Fassio Architetto Filippo Fassio Architetto Modern Mutfak
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ひとことにキッチンテーブルと言っても、その使い方は様々です。そして、その用途によって理想的なサイズやデザインなどが違ってきます。例えば調理の際の作業台としての役割、朝食をとるスペース、パソコンを置いてワーキングスペースにもしたいのか、ダイニングスペースがメインになるのか、お客様をそこに招き入れるのかなどなど。こんなキッチンテーブルが欲しいと抽象的に思い描いていても、それを実際に使ってみると不便が出てくるかもしれません。そこで今回は、理想的なキッチンテーブルを選ぶポイントを順を追ってご紹介したいと思います。

まずはサイズ選び

キッチンのテーブルは、人数や用途によってサイズが違ってきます。例えばダイニングテーブルとして使いたい場合。一人あたりが食事に必要なスペースは幅60cm、奥行き40cmだとされています。ですから4人家族の場合は、幅120cm、奥行き80cmのサイズが必要ですね。キッチンスにスペースが確保できる場合は、もう少し大きめの135cmを選ばれても、テーブルのスペースに余裕ができ、ゆったりと座れます。

キッチンの大きさに合ったサイズ

反対に、軽く朝食をとったりするだけのスペースだと小さめのテーブルでも十分です。椅子を引いたり、人が通るスペースも確保しなければいけないので、小さめのキッチンの場合は注意しましょう。いずれにせよ、これくらいの大きさで足りるだろう、と目分量で決めてしまうより、きちんと計って選んだほうが失敗がありません。まずは使い方を具体的に思い描き、そのために必要なサイズを割り出してみましょう。

デザイン

円形テーブルは、圧迫感がなく柔らかい印象を与えるのですが、意外とスペースが必要です。キッチンに十分なスペースがない場合は、壁などに付けれる長方形の物の方が、空間の無駄遣いがないのでお勧めです。こちらのキッチンテーブルは、作業台とキッチンテーブルが一つになったタイプ。臨機応変に使えそうですね。

素材は?

テーブルの素材は、インテリアのスタイルに合わせて選ぶのが良いでしょう。壁や戸の色など、何か一つでも色のトーンを揃えると、部屋に統一感がでます。愛知県の工務店・建築会社、REBORN HOUSE レボンハウスが設計を手掛けたこちらのお宅は、奥さまの生家であるお家を、カフェ、陶芸教室を併設したもの。新しいものと時を経て味わいを増したものたちが共存する空間です。キッチンのメインはステンレスせいですが、ディスプレイ用として活用されている壁面の下の部分がテーブルと呼応しており、まとまった印象ですね。木の素材一つをとってみても、色調や加工により様々な表情を見せるので、お洒落なキッチンを演出するために気をつけたいポイントです。

長持ちするものを

homify Modern Mutfak

どの家具にも言えることですが、キッチンテーブルもできれば長く使いたいものですね。もしお子様がおられる場合は、繊細なテーブルより、頑丈なものを選ばれることをお勧めします。キッチンテーブルは毎日使うものですし、小さいお子様がいると、気をつけていても傷やシミがつくのも免れません。反対に、少々傷がついても気にならないような、反対にそれが味わい深さを加えるような、そんなテーブルを選ぶと安心ですし、子育てにもおおらかになれます。

デコレーションとしての椅子

homify Endüstriyel Mutfak

テーブルを選んだら、次は椅子選び。キッチンテーブルに欠かせない椅子はデコレーションの一部として捉えられることができます。こちらのキッチンは、インダストリアルなスタイルが印象的です。様々な形の椅子が置かれていますが、その素材はテーブルの木材やキッチン左奥の木の壁の色調と合わせられており、統一感があります。少し趣を外した天井のシャンデリアの使い方も素敵です。

引き出し

キッチンは特に収納力が重視される部屋です。ですからキッチンテーブルに引き出しが付いているととても便利です。ランチョンマットを入れておいたり、テーブルをワーキングスペースとして使うのなら文房具類を入れておくこともできます。

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