便利そうな多目的室がある家。でも意外に、多目的室を上手に使いこなせている人は少ないのではないでしょうか。一つの多目的室を何通りにも使える使い方を考えてみましょう!今回は、多目的室を賢く上手に利用する使い方のコツをご紹介します。
多目的室を有効利用するためには、2Way家具の配置がおススメです。こちらは、株式会社ボーコンセプト・ジャパンが紹介するデンマーク発の機能的家具でそろえられた多目的室。ベッドにもなるソファ、省スペース棚付きのライティングテーブル、ダイニングテーブルにもなるコーヒーテーブルなど、このように2Way家具を選んでおけば、多目的室は、急な来客時のゲストルーム、広い子供部屋、レクリエーションルーム、または書斎にと、何通りもの使い方が生まれ、多目的室のスペースを最大限に使することができます。
多目的室の上手な使い方の一つとして、デッドスペースになりがちな多目的室のコーナースペースに焦点を当ててみましょう。こちらは、建築工房 AT EASEが手がける多目的室の和風畳コーナー。一段上がった畳スペースの下には引き出し収納も設置されています。多目的室のコーナーに畳のスペースがあるだけで、ぐっと有効利用の幅が広がります。
テレビやDVD、ホームシアター機材やミュージックプレイヤーなど、異なる機材を多目的室に置いてみましょう。ソファーを一緒に置いて、居心地よく演出することも忘れずに。異なる機材が設置されるだけで、あるときは娯楽室として、ある時は趣味に没頭できる部屋として、クリエイティブな感覚が多目的室と一緒に喚起され、多目的室での時間の使い方が創造的になります。
Photo: Lucas Silva
多目的室の空間を有効利用するために、棚の使い方にこだわってみましょう。空間を遮るように棚を配置して、多目的室を2空間に別けてみましょう。一つは子供のプレイルームとして、一つはソファーを置いてくつろぎのスペースとして、多目的室の活用方法がぐっと広がります。写真のようなオープン棚を選ぶことで、空間に窮屈な印象を出すことなく部屋を2つに別けることができます。
多目的室のライティングの使い方にこだわってみましょう。写真の様に、大きめのテーブルの上にはセーリングライトで作業時の明るさを確保、ソファーの横にはすらりとしたスタンドライトで空間の高さと居心地の良さを演出し、ソファーテーブルの上にはインテリアコーディネートのアクセントしておしゃれなペンダントライトを設置してみましょう。ライティングが異なるだけで空間を別けることもでき、また多目的室の雰囲気を目的によってコントロールすることができます。