マンションコミュニティで素敵な協同関係のある暮らしを始めませんか?子育てや安心感、支え合う仲間が近所にいる暮らしは生活に素敵な潤いをもたらしてくれます。間取りを活用した集合住宅や、コミュニティ活性のための屋外デザインなど、これからの住まい方の参考になるマンションコミュニティで助け合う暮らしをご紹介していきます。
マンションコミュニティの育成は、例えばこちらのような集合住宅の間取りで築くことができます。こちらは、オーナー3住戸+賃貸2戸+アトリエからなる集合住宅。各住戸は、テラスを挟んで並べられ、各世帯の独立した落ち着きを保つ一方で、室内外のつながりがある集合住宅の間取りが特徴的です。協同関係を築きやすい集合住宅の間取りが提案されています。
photograph: KAROKU/ クレジット: 西島正樹/プライム
▶「住まいの写真」ページでは様々な種類のテラスを紹介しています。◀
マンションコミュニティの育成の一つに、コウハウジングがあります。コウハウジングとはコミュニティーを取り戻そうという住まいづくりの手法と住まい方です。 住みたい人たちが集まって一緒に住まいや小さな町をつくります。 北欧やカナダなどで昔からある集合住宅のスタイルで、核家族化や高齢化社会に対応し孤独な暮らしを防ぎ、ともに助け合うことを考えて協同関係を築く暮らし方です。
【住まいの選び方については、こちらの記事でも紹介しています】
豊かな自然環境の中で暮らすのは、都会生活に慣れた人にとっては憧れですが、実際難しい問題もしばしば。そんな問題をコミュニティで解決するこちらの住宅を見てみましょう。この住宅は、農のある暮らしを考え、愛知県足助町のプロジェクトとして6世帯のコーポラティブ住宅として計画されました。豊かな里山の中で自然を楽しみながら、近隣や集落の人と協同関係を築く新しいかたちの暮らしです。
集合住宅に住み始める前から協同関係を築きやすいのがコーポラティブハウスです。コーポラティブハウスは、入居希望者が集まり組合を結成し事業主として、土地取得から設計、建設業者の手配など建設全てを行う集合住宅を指します。一戸建て注文住宅や分譲マンションとは違う、新しいマイホームのデザインのかたちです。購入希望者の要望を話し合いで進めていくので、事前にお互いを知ることができ、住み始めた後も気軽に助け合う協同関係を築くことが出来そうですね。
こちらは、タイコーアーキテクトが手がけるコンセプトハウス。まるで公園の中に住んでいるような新しい街づくりをコンセプトにデザインされています。 敷地内に広がる芝生の庭には柵が設けられておらず、自然にコミュニティの住人同士が顔をあわせるようになっています。敷地内には共有の花壇や東屋などがあり、自然にコミュニティの生まれる屋外テラスや芝生が魅力です。